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新規事業化達成 !!

 例年ですと、2月中旬に2月定例県議会は開会されますが、2月27日に千葉県知事選挙が告示されることから、今年の2月定例県議会は例年より予定を早めて、1月23日が開会日となる見込みです。

 先日、令和7年度の予算案が示されました。知事選を控えていることから、政策的な判断をしにくい等の事由により、今回の予算案は「骨格予算」として、人件費など最低限必要な経費のみが計上されています。それでも、継続して推進すべき事業や、防災・防犯対策など、安心・安全の確立に向けて早急に取り組むべき事業は、県執行部から提出された予算案に計上されています。

 尚、政策的な判断を要する経費や、インフラ整備のうち新規着手分などについては、「肉付け予算」として6月定例県議会において、補正予算として審議される予定です。

 そして、まもなく審議される骨格予算案に、これまで私が自らの公約として、県に要望してきたことが、いくつか新規事業として予算計上されていますので、それらについて、ご報告致します。

 

地域防災緊急整備事業(新規事業)1億2千万円

 この事業は、「(災害)発災時の避難所等における生活環境を改善するため、トイレカーやパーティション等を確保するとともに、平時での資機材の活用等により、県民の防災意識の醸成を図ります」とするものです。

 災害関連死の主な原因は、「避難所などでの生活による肉体・精神的疲労」とされています。私はこれまで、清潔で快適なトイレを提供するトイレ専用車両や、温かくおいしい食事を提供するキッチンカーの導入、また快適な睡眠を提供する段ボールベットの普及など、被災者がより良い環境で避難生活を送れるよう提案してきました。また、被災者のプライバシーが守られる避難所というものを、県議会の様々な機会を通して訴えてきました。そして、その実現に一歩近づきました。

 

飲酒運転根絶対策事業費(一部新規)3千4百2万5千円

 この事業は、「飲酒運転の根絶に向けて、飲酒運転の危険性を改めて周知するために、あらゆる機会を活用した広報啓発活動を実施します。令和7年度は、新たに県内大学と連携した啓発事業(新規)運転代行の利用促進(新規)を行います」というものです。

 私はこれからも、飲酒運転による交通人身事故の発生件数が他県と比較して多いという、千葉県の状況を変えるために様々な提言をします。