75万部以上ものベストセラーとなっている河合雅司著「未来の年表」— 人口減少日本でこれから起きること — という本があります。この本に書かれていることについて、できるだけ多くの方々に知って頂きたいとの思いから、先月、著者である河合先生にご講演頂く機会を設け、その際に私が司会を務めました。
その本に書かれていることを若干ご紹介致しますが、
1年後の 「2020年 女性の2人に1人が50歳以上に」
5年後の 「2024年 3人に1人が65歳以上の超・高齢者大国に」
7年後の 「2026年 認知症患者が700万人規模に」
14年後の 「2033年 全国の住宅の3戸に1戸が空き家となる」
21年後の 「2040年 自治体の半数が消滅の危機に」 というものです。
日本人の寿命が伸び、人口に占める高齢者の割合が増える一方で、これまでの少子化の影響で、将来に母親となる女性の数が少なく、また過去に遡って子どもの数を増やすことは、もちろんできませんから、この流れを止めることはできません。
もし今、大多数の女性が、3人以上のお子さんをご出産なさる時代となり、少子化に歯止めがかかったとしても、そのお子さん方が成人し、高齢者を支え、社会を担えるようになるのは、20年も先のことです。
私はこれまで、少子高齢化という大きな荒波を乗り越えるべく、政治の課題に果敢に取り組んできました。そして、これからも誰しもが日本に生まれてよかった、千葉県に住んでよかったと心底思えるような社会をつくるために、この大きな荒波に立ち向かっていく所存です。
3月29日から私の再選へ向けての戦いが始まります。前回は政党支持率が激減したとはいえ8%台の民主党の公認を得ての出馬でしたが、今回は政党支持率がわずか0・6%という国民民主党の公認を得ての出馬ですから、まさに背水の陣です。公認については、もちろん自らの責任を果たすべく決断したことですから、後悔など微塵もありませんし、戦いにのぞみては、正々堂々とした痛快な戦いをする決意です。
皆様におかれましては引き続きご支援賜わりますよう宜しくお願い申し上げます。
平成31年3月17日 野田たけひこ