戦いにのぞむ

今の政治は強い人をより強く、富める人をより富めるようにして社会や経済を引っ張らせ、いずれは全体が豊かになるという政治です。社会や経済を引っ張っている強い人や大きな会社は日本の発展のために必要な存在です。そして強い人や大きな会社が成功に至るまでに払った努力は称えられ、正当に評価されるべきものだと思っています。また富める人がお金をたくさん使うことで、そのお金がいろいろなところに出回り、社会が豊かになる。経済が活性化する。社会や経済のそのような側面も否定しません。しかし今、それに取り残されてしまいそうな人たちがいます。

私はその取り残されてしまいそうな人たち、社会的に立場の弱い人たちに政治の光をあてたいと考えています。富める人より貧しい人、男性よりも女性、健康な人よりもケガや病に苦しむ人、健常者よりも障害者、子どもや高齢者。社会的に立場の弱い人が「住んでよかった。」と心底思える社会は、どなたにとっても住みよい社会だといえるのではないでしょうか。そして私は、常に社会的に立場の弱い人たちに寄り添っていきたいと考えています。

さて、間もなく戦いが始まります。2月のNHKの世論調査によれば、民主党の政党支持率は約10.3%、自民党の政党支持率は約41.2%、まるで勝負になりません。多くの政治家が自民党になびく風潮があるのに、ご承知の通り私は民主党公認で戦いに臨むのですから、厳しい戦いになることは覚悟しています。

空(理想)ばかり見上げて歩めば、石につまずきます。地面(現実)ばかり見て歩んでも壁にぶつかります。これからも現実を見つめつつ、理想を胸に志高く歩んで参ります。