5月8日千葉県議会へ初登庁しました。まず、議員総会があり、議員や知事を始めとする県の執行部との初顔合わせをしました。また、5月15日に開会された臨時議会では、県議会の役職である議長、副議長、各常任委員会の委員長、副委員長、あるいはどの審議会に入るか等の役職決めがありました。
県議会の半数以上を占めるのは自民党議員です。議長、副議長、各常任委員会の委員長、副委員長の役職は議会内の選挙で決まりますので、当然ながら自民党議員がそれらの役職を独占することになります。千葉県議会議員の選挙区で定数1、あるいは2などというところは、主要産業が農水産業で、そしてそれがまた県会議員と密接な関係にあるということが多く、千葉県の都市部のように住民の多様な意見、時代を反映した政治家を育むなどということはありません。これは千葉県のみならず、全国に共通する民主主義の課題であると言えましょう。
さて、臨時議会において私は、教育行政を司る文教常任委員会に所属することが決まりました。船橋市議会では文教常任委員長を務めたこともあり、この決定は歓迎すべきことと捉えています。詳細については改めてお話しますが、これまで再三にわたり船橋市が千葉県に対し要望してきたこと、「学級編成基準の弾力的運用」、「特別に支援を要する児童生徒に対する教員の増員」、「主幹教諭の増員」、「教職員の看護休暇の充実」、「増置教員の定数拡大」(申し訳ありません。分かりずらいですよね。いずれ改めてご説明します)の実現、また公立の小・中・高校における土曜授業の実施(娘に猛烈に反対されていること。まずは広く議論を深めたい)、また私の夢でもある県立医科大の新設等、機会を逃さず提唱していく所存です。
どのような家庭環境に育とうとも、学びたいという意思を尊重し、それを支える行政をつくりたい。そのために私は頑張ります。