民主党の代表選挙が1月7日(水)に告示されました。4月の地方統一選で民主党の旗の下に戦う私たち地方議員にとっては、どなたが党のリーダー、党の顔になるかは重大なことです。また統一地方選の後には参議院選挙、さらには衆議院選挙も新たに選出される代表の下で戦うかもしれません。党再生というイバラの道は険しいですが、民主党の綱領にあるように『我が党は、「生活者」「納税者」「消費者」「働く者」の立場に立つ。同時に未来への責任を果たすため、既得権や癒着の構造と闘う改革政党である。私たちは、この原点を忘れず、政治改革、行財政改革、地域主権改革、統治機構改革、規制改革など政治・社会の変革に取り組む』という党の立場を堅持し、ぶれない人が代表になって頂きたいものです。
民主党は昨年の衆議院選挙で千葉県第2区、7区、8区等の選挙区で党公認候補者の擁立を見送り、他の野党候補者の応援体制を組まねばなりませんでした。それぞれの地元に党公認候補者になり得る、優秀な人物もいただけに極めて残念な決定でした。『国政における一強多弱の政治状況を打破するために、他党との共倒れを防ぐ。』それも理解できますが、そもそも地方議員は4月の統一地方選で他党との候補者調整や選挙協力はしません。各政党の所属議員が地方自治の考え方の優劣を競い合う、ガチンコ勝負です。昨年の衆議院選挙でも次の戦い、そのまた次の戦いを見据えて、ガチンコ勝負でも良かったのではないかと思っています。私の個人的な見解ですが、「野党再編」よりも「党再生」、民主党綱領に基づく政策を打ち出す「原点回帰」を重視する人物が代表になって頂きたいと思います。
さて民主党代表選告示の翌日に、都内で岡田克也候補の会合がありましたので、それに出席し、岡田克也候補のお話を伺いました。そして「党再生」、「原点回帰」等に対する考え方は、私の考えと変わるものではなく、この人が掲げる旗の下、地方統一選に臨みたいとの意を強くしました。