平成最後の統一地方選挙では、皆様に再び活動の場を与えて頂きました。また、ゴールデンウイークのちょうど中日の5月1日に平成から改元され、新元号「令和」となりました。皆様のご期待にお応えすべく決意を新たに精一杯頑張る所存です。今後共ご指導ご鞭撻の程宜しくお願い申し上げます。
さて最近、かつて私が種を蒔いたものがいくつか芽吹いています。その一つめとして4月1日に「消防訓練センター」がオープンしたことです。実際の災害や火災を想定して消防職団員が訓練する施設は、千葉市、松戸市、市川市等には立派な施設があるものの、船橋市にはありませんでした。そのため船橋市の消防職団員は消防本部等の二階からロープを吊るすなど工夫を凝らして訓練するしかありませんでした。そのようなことから、私は船橋市議だった平成16年に市議会で「近年は建築物が高層化、深層化するなど、都市の構造は変遷を重ねています。それに伴い、災害の形態もおのずと多様化しています。消防訓練センターは、それらの各種災害に的確に対処するために、また消防職団員の実践的な諸訓練と高度な消防技術の習得のために、そして強健な体力の練成保持を図るためにも欠かすことのできない施設だと思います。消防訓練センターの必要性について、ご見解を伺います」と施設の必要性を訴えました。その後、私が船橋市の消防委員長に就任した際に、消防委員会で他の委員に諮り「船橋市に本格的な消防訓練センターをつくるべき」とする決議をし、その決議文を当時の市長、市議会議長に提出し、その後の船橋市の計画に消防訓練センターを設置することを位置付けました。
二つめとして、ヘアドネーションについてです。小児がん等を発症し、抗がん剤治療の影響により髪が抜け落ちた子どもに、ウイッグ(かつら)を寄付しようというヘアドネーションについて、昨年の2月議会の一般質問で取り上げ、多くの皆様に協力を呼びかけ、特に行政の協力を求めました。それに船橋市の保健所・健康づくり課が応え、市のホームページで「髪の毛を寄付することでダレかが笑顔になるヘアドネーションに参加しませんか?」という市民への呼びかけをしてくれるようになりました。
私は、これからも「県政改革」を力強く推し進めていくことをお誓い申し上げます。
令和元年5月7日 野田たけひこ