決意を新たに

先月、実施された統一自治体選挙では大変お世話になりました。あらためて御礼申し上げます。ありがとうございました。結果の詳細については、野田よしひこの「かわら版」でも触れられていますので重複は避けますが、県議選、市議選共に皆様の温かいご支援により、良い結果を出せました。これからは皆様のご期待にお応えすべく国、県、市で緊密な協力体制を築き、諸問題の解決のため尽力する所存です。

さて、以前お配りした「県政改革 千葉県の農業を考える」で触れましたが、「温暖な気候と豊かな大地に恵まれた千葉県は、全国有数の農業県であり、平成24年の農業産出額は4153億円と全国第3位となっています。また、大根・枝豆・梨など全国第1位の品目も多数あり、米・花き・畜産についても全国上位に位置しています。かつて千葉県は北海道に次ぐ全国第2位の農業産出額を誇っていましたが、平成17年に茨城県に抜かれて以来、2位に返り咲くことはなく、農業産出額も減少傾向にあります。効果的な施策を展開しなければ、千葉県の農業は衰退します」というように私は千葉県の農業問題にも関心を寄せています。そして農業には解決しなければならない様々な問題があります。高齢化、後継者不足、地球温暖化の影響、TPP交渉の行方等々、また福島第一原発の事故後、近隣の諸国で農水産物の輸入規制がなされている国があり、これも速やかにその規制を解くよう働きかけねばなりません。

昨年の10月に森田健作知事が訪台して千葉県の観光地やビジネス環境をPRする商談会や経済セミナー、台湾総統府要人との面談などが行われ、福島第一原発事故後の農林水産物輸入規制の解除も要請しましたが、まだ善処されないままです。そして野田よしひこの「かわら版」で触れられているように、5月の連休中に私の兄も訪台し、輸入規制の解除を要請しました。これについても今後の推移を見守りたいと思います。いずれにせよ近隣諸国の日本産農水産物の輸入規制について、国は勿論のこと、各人がそれぞれの立場で規制撤廃へ向けて交渉することが重要です。